
ライフスタイル、僕の場合は真鶴と東京に家を持って生活しています。
この「2拠点生活」がライフスタイルを簡単に代弁する言葉です。
最近は、地方創生のために国と地方自治体が揃って、2拠点生活をPRしているので
そのトレンドに乗って、決断する人が増えてきているようです。
僕の周りでもこの数年の間、2拠点生活、または、完全移住をした人がいます。
決断にバイアスがかからないよう、「経験者」の生の声を発信していきますので、
参考にしてみてください。何度か状況を定期的アップします。のぞいてみてください。
下記クリックで好きな項目へ移動
2拠点生活のために準備すること
僕が30代の前半の時、大橋巨泉氏がリタイヤについての条件を書いていた。
彼は、オーストラリアに居を構えながらセミリタイヤ、実際にはなんだかんだ言って、
国会議員をしたり、書籍を幾つか出したり、お土産屋を何店舗も持つなどしていましたが、それも無理ない範囲での仕事、アクティビティで、彼の多忙な一時期より相当、「忙」を低減した生活をしていたので、セミリタイヤ的だったのではないかと思います。

大橋巨泉氏
その中で、
1.5千万のキャッシュで債務がない(債務が個人資産を担保にしない)
2.無理ない不労所得(生活費をカバーできる)
3.子供がほぼ経済的に自立ないしは、自立迄のサポートを用意済み
4.パートナーがいる
5.健康
6.英語力
7.趣味
の要素を並べていたようなうっすらながら記憶があります。
私も、7-8割アグリーですね。6の英語力は、海外移住を前提にした条件であったかと思います。
経済的自立はある程度必須ですが、コロナ後のニューノーマルが2拠点生活のコストを相当引き下げているのではないかと思います。
つまり、勤務先が、社会的な要請の中でワークライフバランスを認めなければいけない雰囲気に押されてきている。その典型的な動きが「副業」を認める動きですね。SDGなどの言葉もマクロだけでなく、会社というミクロでも浸透してきているのでしょう。
セミリタイヤ的な2拠点生活から、普通に仕事をし、2拠点での生活を楽しむ形態に変化してきたのではないでしょうか。
ただ、僕がこれから何度か話をしようとするのは、そういったニューノーマルの2拠点生活でなく、
あくまでも、セミリタイヤ的な、大橋巨泉的な、とでもいうべきライフスタイルの話です。
①経済的自立って?
僕のケースでは、幸いにも、外資系の金融機関を何社か渡り歩き、
さらに、駐在経験も長く、その間に、リスクをあまりとらずに資産を増やすことができたことがラッキーだったんでしょうか。
そして、今は、会社を運営しながら、生活にかかるコストは賄えている状況です。
大橋巨泉氏のいうところの、①~④はクリアできているのでようね。④は、子供の学費はすでに用意できてますから、あとは無事に社会人になってもらえればいいわけです。
しかし、①~④の達成が未達でも、計画を考えながら、早めに2拠点生活ができる環境が整ってきているのです。それは、20年前とは大きな違いです。
真鶴にオフィス機能を移しただけで、都内の家賃の5分の1程度のコストになっているのも大きなメリットです。
ノマドのスタイルですからどこにいても仕事ができますからね。。
それにしても、シェアオフィスなど借りても月2-3万円程度、
交通費を入れたらかかりますよね。そういったコストも考えながら、比較することもありでしょうね。
一応、起業か何か、リモートワーク?でシェアオフィスを考えている方は、登録してみてください。
僕は、以前、weworkでしたが、もっとコストを下げた場所はいっぱい今はありますね。
僕の住む真鶴の例では
僕は居を構えるにあたり、ある程度こだわりを持った点があったので、コストがある程度かかっております。
しかし、調べると、妥協する点、プライオリティを考えた場合には、本当はもっとコストが安くなっていたはずです。
僕が選んだ真鶴は、
〇温泉(居の近くでもいいですが、できれば、居の中に引き込むなど、いつでも楽しめる)
〇釣りができる。海鮮がおいしい(海にすぐに行ける)
〇ゴルフ場もある程度の距離にある
〇2千万円までの転居費用
〇都内まで公共交通機関で2時間以内
〇極端に寒くない
〇2万人以上の市町村が近隣にある
〇ピアノが置けて、音を気にしない場所
こういった条件を満たしていました。
今からしてみれば、2千万円などいらなかった。たったの数百万円で可能
真鶴で中古マンションを探すと、
借りるのがベターか否か、メリットデメリットがありますが、僕の場合は、リフォームを自分流に
こだわりたかったので、制約のない、
購入に踏み切ったのですが、その人その人のニーズが異なりますので、
ベターな選択を考えられたらいかがでしょうか。
借りるならば、当然、初期投資がぐっと下がりますので、ハードルも下がります。
物件探しは、「R不動産」や「地元の物件を多く扱う不動産屋さん」を利用しました。見ているだけでも楽しいので、のぞいてみてください。
次のような取り組みに参加することもありでしょうね。
色々な地方都市が、お試し移住制度などありますので、それらから物件情報を得ることもできますね。
そういった段取りを踏めば、本当に経済的な負担が少なく決断できます。私もそうすればよかったと少し後悔しています。
例えば、くらしかる真鶴ー真鶴町お試し移住体験事業ー 1週間体験移住ができます。。
・移住や2拠点生活は失敗してもいいようにリスクを抑えながらできる・どこに拘るかを考えてみよう、譲れないものはなにか?
②リフォームコストの相見積もりは大切と実感

北欧スタイルに統一
リフォームを自分でやる方も増えていますが、僕は業者丸投げ、
予算とイメージを伝えるだけで、2か月で終えました。
見積もりは2社から相見積もりをもらいました。
当初は、1社だけで計画を進めていたのですが、相見積もりをしたことでコストが200万円ほど下がりました。
総コスト800万円(水回り+床+壁+2LDK→1LDKの間取り変更)で出来ました。
ここは無料で相見積もりが来ました。東京のマンションも相見積もりでリフォームする予定ですので、また、お世話になりそうです。
相見積もりが一斉にできるサイトがあるのは知っていましたが、億劫がりの性格の私には縁がなかったです。でも、今回は利用してみました。
簡単にリフォーム目安が提示されて、その提示されたコストの幅、1200万円~800万円と驚きました。その差でインテリアに凝ることもできました。
③インテリアについて コンセプトの統一で!
こだわりはインテリア。東京のマンションを購入した当時は、ほとんど仕事で時間が費やされ、
家時間があまりなかったので、インテリアにはこだわらず、なんとなく気に入ったものだけを
取り揃えた感じでした。コンセプトがない無味乾燥とした空間でした。
真鶴に居を構えた中で、家にいる時間を大切にする考え、そして、時間が長くなったので、インテリアには相当こだわりました。
でも、こだわるというのは、「お金をかける」という考えではないのを、
海外の居住空間を多く見た感想です。お金をかけなくても、
コンセプトを統一するだけで、お金をかけずに満足のいく空間を作れるの
だと思っております。
1点だけはいい家具を置く。
これは、椅子としました。椅子は、北欧では、初任給で買い、一生使う、
それも手を何度も加えながら大切に使うという思いがあります。そういった哲学を見習いました。
僕の大切な椅子・デザイナー:ポール・ケアホルム
あとは、小物をすべて、僕の出資先の[SOTINTRIOR]で揃えました。
のぞいてみてくださいね。
・折角の2拠点生活、家にいる時間も楽しもう。
見知らぬ土地の友人探し
日本では定年がいつの間にか65歳くらいになっていますね。
それからいろいろと活動かんがえ、始めても、体力と気力が若いころと違いますから、
楽しめる幅が制約を受けます。
ですので、僕は、「セミリタイヤはなるべく早く」、そして、趣味は1人で没頭できるものを1個、
外で1人で没頭できるもの1個、そして、皆で楽しむ趣味を1個、欲を言えば、成長が実感できるもの1個を混ぜて
楽しむことをお勧めします。
見知らぬ土地で生活をスタートするとなると、友達ができるか不安といった声が良く聞こえますが、
まずは、趣味を作って、楽しんでいけば、自然と仲間が寄ってきますので、
趣味を楽しむことから始める。友人を作ることから始めるのはその次と考えています。
ちなみに、僕がコレクションしたのは、葛飾北斎の二川です。
【2拠点生活の手引き】まとめ
・趣味が見知らぬ土地での生活を潤いあるものにする