
この記事は、こんな人に向けて書いています
・般若心経の効果を知りたい
・自分自身に良い影響があるのなら、自分でも読経してみたい
1000年を超える歴史をもつ般若心経。
最強のお経とも言われています。
僕自身も2019年暮れから、般若心経と祝詞を毎日神前で唱えています。
この記事では、そんな経験を踏まえて般若心経の効果について解説していきます。
また、終盤では筆者自身の読経を収録した音声も載せていますので、初めての方には参考になるかと思います。
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般若心経の効果はこんなにあります
では、般若心経の効果から具体的に見ていきましょう。
般若心経で得られる効果、ご利益
般若心経を積み重ねていく事で得られる、特に体感しやすいご利益は以下のようになります。
精神が安定する・落ち着く
僕は朝イチで祝詞と、この般若心経を神前で唱えているのですが、そのパワーはやっぱり素晴らしいです。
今までに、運気やメンタルの改善などに効果的と言われるものも多数実践してきましたが、祝詞+般若心経のコンボが、最も効くように感じます。
読経を終えると、どっしりと落ち着いたメンタルの状態になりますね。
お経の中でも最強と言われる般若心経ですが、精神的な安定効果やどっしりとした大物感が欲しい方に、特に最適です。
あがり症の方や、若干気の短い方にも改善の効果があります。
僕自身も、ちょっと気が短かったりする部分はありましたが、毎日の読経で相当に改善されました。
般若心経のメンタル的な効果は、特に最強のように感じます。
集中力が身につく
特に写経の場合、結構な長い時間をかけてお経の一文字一文字に集中していくので、相当な集中力が身につきます。
読経であっても、神仏の前で唱える事を続ける事で、間違いなく集中力が身につきます。
脳が活性化する
短いお経とはいえ、正直初めはなかなか思ったように唱えられません。
見慣れない漢字も多数でてきますし、息継ぎのタイミングもわかりません。
そんな慣れない事をやるのですから、当然脳は活性化します。
なので読経に慣れると、職場で研修担当などになっても、ほとんど噛まないようになります。
効果がわかりやすいので、やっているうちに楽しくなってきます。
姿勢が良くなる
読経時は基本的に正座の状態でおこないます。
読経によって、神仏の前で何分かの時間を過ごすわけですから、少なくともその時間については背筋を伸ばして、良い姿勢でいる事が求められます。
また、姿勢が悪いと思うように声が出ませんので、必然的に姿勢は良くなります。
なのでそれを毎日繰り返していれば、自然と普段の姿勢も改善される効果があります。
功徳を積める
ちょっとスピリチュアル的になってしまいますが、これについても触れないわけにはいきません。
ちなみに功徳とは、、
善根を積むことによって報いられる功能福徳や、現世・来世に幸福をもたらすもとになる善行のこと。
神社仏閣においては、神仏の恵み、御利益(ごりやく)、利益(りやく)を意味する。
出展:Wikipedia
ひと言で言うと、やればやるほど良いものを積み重ねられるよ、という事です。
そういった良いものであれば、多く積んでおいて損はないですよね。
般若心経を唱えてはいけない、と聞きましたが、、、一般人でも大丈夫でしょうか?
ネットで調べると色んな説あるので、悪いものが本当に寄ってこないか心配になったりもしますよね。
たしかに、良かれと思っておこなったつもりが逆効果になったのでは目も当てられません。
しかしご安心を!
般若心経の読経や写経は、プラスはあってもマイナスはありません。
般若心経は、なんと1000数百年以上前から大事に唱えられ続けてきたお経です。
般若心経で検索すると、確かに「となえてはいけない」「やばい」とか出てきますが、そんな危険なものであれば、多分今の御時世まで残っていなかったはずです。
また、般若心経の高い波動と悪いものとは、そもそも相容れないので、よからぬものが寄ってくるなどと言う事はありません。
ちなみに琵琶法師こと、耳なし芳一のお話はご存知ですか。
そう
あの有名な怪談です。
琵琶の達人である芳一が、その腕前を見初められて毎晩演奏していたのは実は悪霊の前であった。
その悪霊から芳一を護るために、和尚が芳一の全身に般若心経を書く事で、悪いものから見えなくして逃れようとした。
しかし耳にだけお経の文字を書くことを忘れたため、耳だけが悪いものに見つかってしまい、その部位のみ持っていかれる
というお話ですね。
実はこれ「お経は身を守ってくれるよ」というお話なのです。
ただの怪談とかではないんですね。
つまり、悪いものが寄って来るどころか、それらから護ってくれるのです。
日常的に読経を続けていくと、不浄な場所などに行ってもお経が前に出て身を護ってくれると言います。
波動の低い、そういった悪いものは供養されたいとも思っていないと言いますし、そもそも波動が違うので、それらからするとお経の波動は苦痛でしかありません。
なので安心して唱えて大丈夫です。
初めてみよう朝の読経
いざ写経となると、お風呂で浄めて心を落ち着けて一文字一文字心を込めて書いていくので、多分半日はかかります。
でも、仏前や神前などでの読経ならわずか数分で済みます。
僕のように神棚の前で祝詞と併せておこなっても、それでも20分とかそのくらいです。
この、手軽にできて効果も5重丸の読経を始めるにあたって、知っておきたい事をここにまとめておきます。
用意するもの
般若心経の書かれた経本など。
あとは特に不要です。
「早速今から始めたい」という場合には、PDFを添付しておきますので、これを印刷してお使いになってください。
また、服装に関しても本来はきちんとした服装でおこないたいですが、時間帯などによってはなかなか難しかったりもします。
恥ずかしながら、僕自身も部屋着でおこなう事が多いです。
しかしその際にも、例えば起床時であれば睡眠時に着用していた下着を交換してからおこなうなど、最低限の事には気をつけています。
場所
基本的にはお仏壇や神棚の前でおこなうと良いでしょう。
一人暮らしなどで、お仏壇も神棚もない場合には、お部屋の落ち着くところでおこないましょう。
その際のポイントとしましては、北〜西を向いておこなうようにすると良いです。
その理由としましては、基本的に神仏というのは、北〜西にかけての間に南や東を向いていらっしゃるからです。
北〜西の方角に向けておこなう事で、神仏にしっかり顔を向けてお経を届ける事ができます。
時間
特にいつと決まった時間はありません。
ただ、朝のうちにおこなう事で、その日1日をとてもクリアな状態で過ごせるので、毎朝の習慣にするのが1番良いかと思います。
しかしながら、朝は忙しくて難しいといった場合の多いかとは思います。
その場合には、仕事を終えて帰宅後、入浴後の清まった状態でおこなうのが良いですね。
どんな姿勢でおこなうか
基本的に正座でOKです。
僕自身も、毎朝神棚の前に座り、正座でお経と祝詞を唱えています。
もし、正座が難しいようでしたら、椅子などに座っておこなっても問題ありません。
般若心経は経本を見ながらの読経と暗唱どちらが良いの?
見ながらの読経をおすすめします!
般若心経の書かれた経本などを見ながら唱える事で、自ら発した声だけでなく、目からもお経が入ってきます。
般若心経は短いお経なので、結構短い期間で暗記できたりしますが、経本などを読みながらおこなった方が効果が高いと教わりました。
なので毎日の自宅での読経は経本などを見つつおこない、旅行先などでは暗唱でおこなう、という感じにすると良いと思います。
また、経本でなくても、全文が書かれたPDFなどをダウンロードし、それを印刷して使うのもありです。
※「般若心経 全文 PDF」とかで検索すると色々出てきますので、お好みのものをダウンロードしてお使いになると良いでしょう。
これなら費用も完全0で始められますね。
神棚の前で唱えるときの注意点とかありますか?
神棚の前での読経と、お仏壇の前での読経で違う点は、最初の導入部分のみです。
般若心経は「仏説摩訶般若波羅蜜多心経」から始まりますが、僕のように神棚の前で読経をおこなう場合には、最初の「仏説」の部分は不要です。
最初の「仏説」を唱えずに「摩訶般若波羅蜜多心経」から始めればOKです。
写経と読経、どっちの方が効果ありますか?
写経の方がより効果は高いと教わりました。
時間も、集中力も忍耐力も要求されますので、当然といえば当然かもですが、、
しかしながら、写経となりますと、部屋の環境を整えて、お風呂で身を清めて、心を落ち着けて、それから1文字1文字気持ちを込めて書いていく訳なので、どうしても半日がかりとかになってしまいます。
なのでそうそう滅多にできるものでもありませんよね。
であれば、毎日読経を積み重ねていった方が良いです。
読経であれば、せいぜい5分程度で済みますので、習慣化もしやすいですよね。
日常的に読経をおこない、月に1度とか時間をとれる時に写経をする、というのがベストです。
祝詞とのセットで効果は最大限になります
何事も陰と陽のバランスが大事です。
食べ物とかでもそうですが、偏ってしまうとそれはそれであまり良くなかったりもします。
たまに、お経だけだと効果を感じられない、という人もいたりするようですが、陰陽のバランスが崩れてしまっての事と考えられます。
なのでできれば、祝詞を併せて奏上するとより良いですね。
※祝詞については自宅で祝詞奏上する際の作法【場所や時間帯なども解説します】の記事で詳しく解説していますが、お忙しいようであれば1分程度で済む「祓詞」だけでも問題ないですよ。
うまく唱えられなくても大丈夫?
全然問題ないです。
自分自身が心地よく聞こえるように唱えましょう。
ご自身が心地よいという事は、あなたを護ってくださっている守護神さまも心地よいという事です。
なので上手い下手ではなく、心地よい波動で唱えられると良いですね。
僕を含め一般人がどんな感じでお経を唱えているのか、僕が朝唱えたお経を収録してみましたので参考にしてみてください。
別に上手いとかそういうのは全く気にしていない事がおわかりになるかと思います。
しかも、録音しているため緊張して、途中息切れしています 笑
これで全然問題ありません。
ちょっとできそうな気がしてきたでしょ?
こんな時代だからこそ、般若心経で身を護る
今の御時世、変なウイルスなども流行ったりして、気が気ではないですよね。
経済的な部分でも先が見えませんし、不安になる要素ばかりのように感じます。
しかし、色んな得体の知れないものには、こちらも得体の知れないもので対抗するのが、実は一番効果的とも言います。
なので、1000年以上もの歴史のある般若心経の読経だけでも、やってみる価値は充分にあります。
また、神社仏閣への参拝の際にも、積み重ねたお経や祝詞を纏っていくと、神仏にも喜んでいただけますので当然願い事も届きやすくなります。
※神社参拝のときなどには、マナーも気をつける事が重要です。
早速今から、毎日の読経&たまの写経を始めて、得体の知れないものから身を護りましょう!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!