
この記事はこんな人にオススメです。
自分なりに努力はしているけれども、人生思ったようにいかない。
叶えたい夢もたくさんあるし、やはりここは神頼みかな、と思っている。
神様に失礼のない、神社の正式な参拝作法を知りたい。
努力している人ほど、逆に行き詰まってどうしたら良いものか悩む事も多いですよね。
誰にも言えないような事でも、神様はあなたの相談にのって下さいます。
しかし、神様という目上の方のところに伺う訳ですから、基本的な作法や服装はしっかり守る必要があります。
形が整って初めて、神様に願いが届くという可能性もあります。
ということで、この記事では神社作法について一般には知られていないポイントや、NGポイント、そして服装からおみくじの読み方までご紹介いたします。
※記事の信憑性について
筆者は無宗教の人間ですが、某超有名な神職の先生から神仏との接し方を直接ご指導いただいており、それを日々実践させていただいております。
そして現在、私自身の仕事や人間関係におきましても、日々良い方向に向かっております。
ご指導いただいた中からの参拝作法ですので、信憑性の担保になるかと思います。
下記クリックで好きな項目へ移動
【願いを叶える】神社参拝の正しい作法
神社参拝の際には、やはりきちんと作法を守りたいもの。
基本的には「すごく偉い方にご挨拶させていただきに行く」という意識があれば大丈夫です。
しかし、神社特有の作法というものがありますので、ここでご紹介していきます。
鳥居をくぐる前に一礼を
神社参拝時に、鳥居をくぐらないで横から入っていく方もいたりしますが、基本的に鳥居をくぐって神社に入ります。
その際には、鳥居の中央ではなく端の方で、くぐる前に一礼します。
なぜ端かと言いますと、参道の端を歩く為です。
参道の中央は、神様の通り道になりますので、私達参拝者は極力端のほうを歩きます。
また、鳥居での一礼の際に、心の中でも小さく声に出してもかまいませんので「おそばに参りました」とひと言添えると良いでしょう。
参道は端を歩きましょう【中央は神様の通り道です】
神社の境内に踏み入れると参道がありますね。
ここは、極力端の方を歩くようにします。
なぜ端かと言いますと、中央は神様の通り道になっている為です。
中央を歩いている方も良く見かけますが、これは避けるようにしましょう。
とはいえ、必要があって参道を横切らなければならない事もあるかと思います。
その際には、中央を横切るときに軽く頭を下げつつ通るのが良いでしょう。
手水舎で浄める
境内に入りますと、手水舎がありますね。
ここで浄めてから参拝となるわけですが、この際にもきちんとした順序があります。
わかりやすいように、まずは動画を御覧ください^^
流れを下記に流れをまとめてみますね
2・そしてその柄杓で水をとり
3・左手にかけます
4・次に柄杓を左手に持ち替え、右手に水をかけます
5・再び柄杓を右手に持ち替え、柄杓の水を左手の手のひらに溜めます
6・左手に溜めた水で口をすすぎます
7・その左手に再度水をかけ
8・柄杓を地面を垂直に立て、柄杓内に残った水で柄の部分を浄めます
お願い事を申し上げる際には、横に広がって問題なしです
手水舎で浄めていざ参拝。
ですがここでもよく散見されるのが、参道の中央に並んでの順番待ち。
多くの神社で見受けられる光景です。
たまに宮司さんが「横に広がって参拝なさってください」という事をおっしゃっていたりもしますが、だいたい皆さん無視して中央に並んだままです。
神様は、1対1でなくてもお願い事は聞いてくださいますし、参道の中央に並ぶというのも、神様に対して失礼な行動にあたります。
ですので、横に並んで複数名でお願い事をしましょう。
二拝二拍手一拝
参拝時にはまず、一歩手前で「おそばに参りました」と一礼。
そして一歩進み、お賽銭を入れ、その後に二拝二拍手一拝の作法でお参りしますが、その作法について。
まずはお賽銭は絶対に投げない事!
優しく丁寧に入れましょう。
そして次に、できれば90度までの最敬礼を2回。
そして2拍手です。
その拍手の際のポイントもご紹介しておきます。
まず、両手を合わせたら、右手をひと関節分手前に引きます。
そして指先を神殿の方に向けて2拍手です。
その状態でお願いごとを申し上げる訳ですが、この際にも何点かポイントがあります。
1・あなたの住所と氏名を必ず申し上げる事。どこの誰だかわからないと、神様もお願いをきく事ができません。
2・お願い事を申し上げる前に、お礼を忘れないこと。まずは、日頃のご加護に対するお礼を申し上げましょう。
3・次に、いよいよあなたのお願い事を申し上げます。
※神様は全てお見通しですので、正月など混雑時には「心願成就 神恩感謝」だけで大丈夫です。
むしろ周囲を考えずにダラダラお願いしていると、逆に神様にあまり良い印象をもっていただけない可能性もあります。
4・お願いをさせていただいたら、最後にもう一度しっかりとお礼を申し上げ、最敬礼をしてから下がります。
ちなみにお願い事を申し上げる際には、目をつぶって下を向いている方が多いですが、目を開けた状態で問題ありません。
僕の場合も、目を開けたままの状態で参拝させていただいております。
また、お願い事はあえて小声に出すことで、自分自身をポジティブな言霊で包むようにしています。
【これやっちゃダメ】神社参拝時のNGポイント3つ
よく見かける光景であっても、実はNGなポイントがいくつかあります。
その中でも、特に気にしていただきたいポイントを3つに絞ってご紹介しておきますね。
参道の真ん中を歩く
参道の真ん中は、神様の通り道です。
ですので参拝時には極力端のほうを歩きましょう。
正月などは混雑のため、どうしても参道の真ん中に並んでいる事が多いですが、あれはNGです。
本来は参道の端を歩き、神前では横に並んで複数名いっぺんにお願い事をするべきなのですが、神社の参拝作法について、あまり表立って知られていないため、このような事になっております。
もし並んで順番待ちをするのであれば、せめて参道の真ん中は少しずらすようにすると良いですね。
境内でネガティブな発言をする
境内でのネガティブな発言や悪口、ケンカなどはNGですね。
神社参拝ができているという事は、神様に呼んでいただけた、という事です。
せっかく呼んでいただいたのに、ネガティブな事を言っていたら、神様もがっかりなさってしまいます。
また、境内での発言などは、良くも悪くも実現しやすいとも言いますので、明るく楽しい、夢のある発言を意識すると良いですね。
ラフすぎる服装での参拝
あまりにラフすぎる服装での参拝は避けましょう。
言うまでもなく、神様は私達よりも遥かに目上の方です。
転職の面接などの際に、サンダルで行ったりする方はいないと思います。
当然の事ながら、神様は面接官などよりも遥かに目上の方ですから、それなりの服装で伺うのがマナーです。
清潔な正装が望ましいですが、最低限サンダルや短パン、薄汚れた靴などは避けましょう。
参拝時の服装につきましては、次の項でもうちょっと掘り下げて見ていきますね。
神社参拝時の服装
神社参拝時には、服装にも気を使うようにしましょう。
通常参拝時について
神様に失礼にならないように、男女ともにキレイめの服装で参拝させていただきましょう。
僕は自営という事もあり、週に複数回、呼んで下さった神社に参拝させていただいております。
さすがに毎回スーツでの参拝は現実的になかなか難しいですが、最低限、襟付きシャツとチノパンなどの服装は心がけております。
いわゆる、オフィスカジュアル的な服装とでも言いましょうか。
また、夏場の休日など、短パンで外出中に急遽参拝したくなった時など、さすがにその服装で境内に入るのは気が引けます。
ですのでそのようなカジュアルすぎる服装の時には、鳥居の前で一礼だけさせていただくようにしています。
参拝するのであれば、最低限キレイめの服装で。
ラフすぎる服装の時には鳥居の前で一礼だけさせていただく。
これが基本になります。
お正月や祭礼時について
お正月や、各神社の祭礼など、行事の時には神様も正装してお待ちくださっています。
ですので、当然ながら私達も正装で参拝させていただくのがルールです。
男性であればスーツにネクタイ、女性の場合もそれに準ずる服装が望ましいですね。
※こういった時には、オフィスカジュアル的な服装も、できれば避けて下さい。
行事の際の参拝は、必ず正装で伺うようにしましょう。
おみくじの読み方
おみくじに関しまして、大吉とか中吉といった部分に目が行く方も多いのでは。
それはそれで良いとは思いますが、実はおみくじには読み方があります。
まず、あなたが今1番気になっている問題や願い事などを思い浮かべつつ、おみくじを引きます。
そしてその、1番気になっている問題を思いつつおみくじを開き、和歌のようなものがあれば和歌の部分、なければメッセージ的な文言読み、そこであなたが感じた気持ちであったり感情が、あなたへの神様からのメッセージです。
そしておみくじに書かれている事、それを読んで感じた事を行動指針とし、動いていくのが良いでしょう。
ちなみに大吉とか中吉とかは、私自身はあまり気にしません。
小吉とかであれば、むしろ伸びしろがあって嬉しいなど、すべてをポジティブに捉えるようにしています。
【ぜひ参拝してほしい】オススメの神社について
八百万の神々の国だけあって、全国に多くの神社がありますが、中でもぜひ参拝していただきたい神社があります。
氏神様
あなたの住んでいる地域の守り神様がいらっしゃる神社、とお考えください。
氏神様は、その地域の幸せのために働いて下さっている神様です。
ですので、特にその土地に引っ越して来た際、また別の土地に引っ越して行く際には必ずご挨拶をしておきましょう。
ちなみに引っ越してから3ヶ月は、できれば毎日参拝すると良いとも言われています。
また、できれば祭礼などの際にもしっかりご挨拶できると良いですね。
産土様
あなたがお母様のおなかの中で形になった時の場所、住所の守護神様になります。
あなたの事を生涯通して護ってくださる神様です。
産土様にご挨拶をさせていただいてから、それ以前よりも物事の成就がスピーディになった、というお話も実際に伺った事があります。
ぜひ機会を作って参拝していただきたいのですが、調べるのもなかなか難しかったりもします。
産土様の探し方ですが、あなたが生を受けた時の住所がおわかりであれば、その地の神社庁にお問い合わせして確認してみて下さい。
※神奈川県であれば「神奈川 神社庁」などの検索で出てきます。
しかし、もしその住所がわからない場合などは、ご自宅に神棚があれば神棚の前
なければ落ち着ける場所で、産土様に感謝の気持ちを申し上げてください。
それでも充分に、あなたの気持ちは通じます。
日頃からしっかり努力を重ねつつ、神仏への感謝の気持ちを持つ事で、よりよい人生を歩める事と思います。
ぜひ、正しい作法で参拝なさってください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。