
通勤などにも活用できそうなマウンテンバイクを購入しようかなぁ。
でも、あまり詳しくないし、失敗するのは避けたいです。
「通勤時の満員電車に乗らずに済む」「健康にも良い」という事で最近は自転車人気が高まっています。
とはいえ、いきなり本格的なロードバイクの購入はさすがに敷居が高い。
であれば、汎用性の高いマウンテンバイクはあらゆるシーンにおいて活躍してくれるが最適かもしれません。
この記事では、初心者がマウンテンバイクを購入する際に失敗しないためのポイント、そしてあまり表立って語られない本当のオススメモデルまでご紹介していきます!
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初心者のための街乗り用マウンテンバイクの選び方【失敗しないためのポイントは6つ】
初心者、特にママチャリからでも違和感なく乗り換えられるマウンテンバイクの選び方、そのポイントをあげていきます。
ママチャリからの乗り換えなら乗車姿勢の確認は必須
乗車姿勢の確認は必須です。
乗車姿勢がしっくりこないと自転車の操作感に相当な違和感があったりします。
僕も経験がありますが、思ったように曲がれない止まれない、そして無駄に疲れる。
そんな感じで、しんどいので乗らなくなってしまう、そのような事もあったりします。
ちなみにママチャリの場合、ほぼ直立に近い乗車姿勢になりますよね。
しかし、マウンテンバイクなどのスポーツサイクルに関しましては、ハンドルの位置が遠く前傾がキツいものが多いです。
慣れない乗車姿勢ですと、やはり思ったような操作をするのが難しくなりますので、非常に危険なのは言うまでもありません。
ですのでまずは、無理ない乗車姿勢になるか、といった部分は最も重要なポイントになります。
初心者が無理ない乗車姿勢のモデルを選択するポイントは、小さめのフレームサイズです
小さめのフレームサイズを選びましょう。
マウンテンバイク等、スポーツサイクルのスペックを見ると、フレームサイズというのが明記されていることとおもいます。
そのフレームサイズ。
適応身長についての記載もあったりしますが、これがまた結構幅をもたせてあります。
あなたが特に「手足が特別に長い」というのでなければ、メーカー推奨の適応身長も参考にしつつ、小さめのフレームを選ぶと良いです。
フレームサイズによって、乗車姿勢に影響の大きいサドルからハンドルの距離が違ってきます。
フレームサイズが小さければ、当然サドルからハンドルの距離も短くなり、直立に近い乗車姿勢になってきます。
要は、ママチャリに近い乗車姿勢になるという事ですね。
ですのでフレームサイズに関しては、まずは小さめのものを選択するのが良いです。
ちなみに、更に細かく乗車姿勢や乗り心地を調整する方法につきましてはマウンテンバイクを街乗りSPに改造しよう!お金をかけずに最強仕様にできるの記事が参考になるかと思いますので、ご覧になってみて下さい。
ブレーキは前輪だけでもディスクがオススメです
初心者むけに限りませんが、ディスクブレーキ搭載のものを強くオススメします。
マウンテンバイクなどのスポーツサイクルは、その気になればママチャリとは比較にならない程の速度で走行することが可能です。
ですので、ブレーキの制動力が強力で有ることが必須なのです。
ディスクブレーキは、制動力も強力ですし、雨などの悪条件でも音を上げません。
ですのでディスくブレーキを搭載したモデルにしたほうが、後々後悔しません。
ちなみにバイクに乗った事のある方ならおわかりかと思いますが、基本的にメインに使うのは前輪のブレーキです。
特に急制動の時などは、後輪のブレーキで止まろうとしても、スリップしてしまい止まれませんね。
なので後輪ブレーキに関しては、特にこだわる必要もありません。
ということで、前輪だけでもディスクブレーキが搭載されているモデルが良いかな、と思います。
極端に安価なものは選ばない
よくわからないような、安価な粗悪モデルは絶対に避けましょう。
マウンテンバイクの場合、具体的には30000円をきるようなモデルなどは正直怖いな、と感じます。
目安としては最低40000〜50000円、そしてそれなりに名のあるメーカーのものをオススメします。
安価なモデルでも、ギア比などによっては充分すぎる速度を出すことが可能だったりもします。
それなりの速度で走行時に突然ありえないような故障が発生したら、場合によっては生命の危険ともなりかねません。
粗悪自転車の故障例としましては
√ 突然ハンドルが折れる・抜ける
√ タイヤが外れる
というような例が特に多いようです。
安物買いの銭失いで済めばまだ良いですが、走行中に上記のような事が発生したら、、、
ゾッとしますよね。
ですのであまり安価すぎるモデルは避けましょう。
サスペンションは前輪は必須、後輪はお好み次第で
マウンテンバイクといえばサスペンションですが、基本的に前輪には欲しいかな、と思いますが後輪に関してはどちらでも良いのかな、と思います。
走行中の、段差や良からぬ路面状態において、振動によって体力を食われるのは主に前輪側からになります。
ですので前輪側にさえサスペンションがついていれば、乗り心地的にはかなり良いです。
もちろん全後輪両方にサスペンションがついていれば、更に乗り心地は良くなりますが、後輪のサスペンションに関しましては、特に登り坂などでペダルを踏込むパワーが逃げてしまいます。
また、その分車重も当然重くなります。
ですので、後輪に関してはサスペンションはあってもなくてもお好み次第で良いと思います。
ちなみに、後輪サスペンション搭載のモデルを購入された場合には、やや固めのセッティングにしたほうがパワーも食われにくく、運転しやすくなります。
ホイールサイズは26か27,5が良いかも
マウンテンバイクのホイールサイズといえば、以前は26インチのみでしたが、今は26・27、5・29インチとあります。
29インチを推している方も多いですが、日本人の体格を考えると、若干扱いにくいようにも感じますし車重の面からも登り坂などに若干の難点がありますね。
ですので特に街中での使用を考えますと、29インチより、むしろ取り回しの良い26や27、5インチの方が良い気もします。
扱いやすさの面からも、最初の1台としては26か27、5インチのものが安心です。
基本的にはトレイルライド用モデルが良いです
マウンテンバイクというと、ダウンヒル用のごっついのを連想しがちですが、街乗り用として考えた場合、トレイルライド用モデルが良いかと思います。
トレイルライド用モデルとは、山道を走る事を目的とした自転車です。
ですので妙な扱いにくさもなく、街乗り用としても安心して使えます。
ちなみにダウンヒル用モデルなどですと、車重もかなりありますし街中ではめちゃくちゃ使いにくいかと。
ですのでトレイルライド用、もしくは価格面で折り合えばクロスカントリー用モデルなども良いかと思います。
個人的にオススメしたいのは年式落ちの高級モデルです
安心して品質の良いモデルが良いのはもちろんですが、競技用モデルなどになりますと、入門用でも結構な価格になったりします。
そこで個人的にオススメなのは、数年前の競技モデルを中古で購入する、という方法ですね。
安いモデルとは乗り心地が雲泥の差
当然といえば当然ですが、安価なモデルとは乗り心地が全く違います。
自転車の乗り心地は諸々のパーツやフレームなどトータルで決まってきますが、競技用モデルなどはハイエンド、もしくはそれに近いものが使用されています。
年式落ちのエントリーモデルであっても、一般的な安価なモデルとは全く違います。
後々カスタムを楽しむ事もできます
元が競技用のモデルなどですと、品質自体は元々は最高のものですので、乗っていくうちにカスタムして自分なりの仕様に変えていく楽しみもあります。
自分仕様にカスタムしたマウンテンバイクは、市販されているままの状態よりも当然乗り心地も良くなります。
廉価版モデルでカスタムしてもあまり意味がありませんが、型落ち高級モデルの場合にはこういった楽しみかたもあります。
マウンテンバイクを街乗り最強仕様にするカスタムにつきましては、こちらの記事に詳しく書きましたので、ぜひ参考になさって下さい☆
マウンテンバイクを街乗りSPに改造しよう!お金をかけずに最強仕様にできる
中古車両に関しては実店舗での購入が安心かもです
今の御時世、中古商品に関しては基本的にヤフオクやメルカリでいいんじゃね、と思ったりもしますが、自転車に関しては実店舗の方が安心です。
自転車の個人売買でのデメリットとしては、主に以下の3点かと思います。
√ 実際の現状が不明
√ 個人単位での売買の場合、粗悪な状態の場合がある
√ 何かあった際の保障などが皆無
特に自転車の現状に関しては重要でして、場合によっては事故にも繋がりかねません。
また、実店舗の場合、やはり少なくとも最低限の整備はされていますので、安心感はありますね。
僕自身も、中古の競技用モデルを購入した時には、やはり実店舗を選択しました。
自転車とはいえ、乗り物は命に関わりますので、極力安心できる購入先を選択するのが良いです。
安いマウンテンバイクから入るのであればこれ【厳選オススメメーカー6選】
型落ち高級モデルを勧めておいてなんですが、いわゆる中古モデルに抵抗がある場合には新車の購入となりますよね。
しかもなるべく安価でなるべく良いものを購入したいのは当然かと思います。
ですのでエントリーモデルでも「これなら良いかな」というものを出しているメーカーをピックアップしていきますね。
ARAYA
1982年に国産初のマウンテンバイク「マディフォックス」を発売した日本の老舗メーカー。
競技用とは一線を画す、楽しんで乗る感の強いラインナップが印象的。
サスペンションや高価なアルミフレームなどの採用はありませんが、ゴテゴテしてない男臭さがなんともカッコよかったりします。
現行型では「Muddy Fox CX」というモデルが価格的には1番お安いですね。
品質が良くて、かつ人と違うものが良いというあなたにオススメです。
キャノンデール
ゴリゴリの競技用モデル中心の、アメリカのメーカー。
高価なモデルが多いですが、入門用モデルであれば60000〜70000円くらいからあります。
レースからフィードバックされたテクノロジーと、ちょっと自慢できるネームバリューが魅力。
スコット
スイスの企業で、スキーのゴーグルなどでも有名ですね。
自転車に関しては、超高級なカーボン素材の印象が強いです。
そのイメージから、自転車好きな人にはちょっと自慢できてしまったりしますが、入門用モデルは50000円くらいからありますね。
前後輪ディスクブレーキ搭載の「ASPECT2 770」あたりが1番良いかも。
値段の数倍のカッコよさもありますし、ご自宅の近所に取扱店があれば1番のオススメですね。
>>スコット公式HP
スペシャライズド
1981年に、世界初の量産型マウンテンバイクを発売した老舗メーカー。
現行モデルでは、PITCHというモデルは安価でありつつも本格的な装備で良さそうです。
GT
アメリカ発の競技用マウンテンバイクメーカー。
特徴的なフレームが印象的。
入門用としましては「AGGRESSOR」シリーズがオススメ。
このモデルは、あくまで街乗りメインでダートにも対応、というスタンスなので通勤用などにも最適なモデルですね。
コスパ的にも非常に良く、取扱店も多いため、安心して購入できるかと思います。
>>GT公式HP
ブリヂストン
言わずとしれた、国内メーカーですね。
上級モデルで「アンカー」ブランドのものもありますが、最初の1台としましては「クロスファイヤー」あたりになるかと。
昨今少なくなった26インチホイールで、小回りもきき登り坂にも強いため、街中使用に最適ですね。
価格的にも定価で40000円台と、手を出しやすいお値段になっています。
とりあえず試しに買ってみようかな、という方に最も良いかもしれません。
【初心者向け街乗りメインのマウンテンバイク選び】まとめ
マウンテンバイクの魅力は、耐久性や汎用性、そしてサスペンションによる疲労軽減、更にはそのルックスなどが大きいかと思います。
選ぶ際には、楽な乗車姿勢のために小さめのフレームサイズを選択し、あまり安価すぎるものは避けた方が良いです。
また、型落ち高級モデルを中古で購入するのも良いかと思います。
が、その場合には実店舗か、もしくは面識のあるご友人などからの購入にした方が良いですね。
健康面や精神面でも良い影響が期待できるマウンテンバイクを、通勤や街乗りから取り入れてみると日常が意外なほどに楽しくなるかもしれませんね。
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