
今のご時世、接客業から事務職への転職を考えている人は多いですよね。
昨今の情勢で、対面接客の仕事が非常に厳しい状況にあるためです。
そのような事もあって、事務系職種への転職を考える人が増えているんですね。
しかし事務職は、基本的に人気の職種なので、未経験でむやみに片っ端から応募しても普通に玉砕します。
そして多分心が折れます。
なので、ポイントと順序を間違えないように攻めていく必要があります。
この記事では、今まで接客業の経験のみの30代が、事務職に転職するための方法をお伝えします。
筆者も過去に、多くの会社を渡り歩いていたのでその観点からのアドバイスを絡めてお伝えします。
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接客業から事務職に「未経験」で転職するのは可能か?
スミマセン。
現実を言うとなかなか難しいです。
とはいえ決して無理ではないので、転職のためのポイントを解説していきます。
不可能ではないけど最初はある程度限られます
まず、事務職と言っても、いろんな種類があったりします。
具体的には
・電話応対や資料の作成、それに付随する雑務全般をこなす一般事務
・総務
・経理
・営業事務
などなど、、、
その中でも、総務などの管理部門であったり、それなりの専門知識が必要な経理などに関しては、いきなりの転職は困難です。
なので、まず目標としては、一般事務への転職を目指す流れになるかと思います。
とはいえ、その一般事務自体も相当な人気職種なので、30代未経験とかだと、応募しても不採用通知の山となり、メンタルが折れる可能性が高いです。
そこでまずは、同じデスクワークでも門戸が広く、接客業との親和性の高い職種への転職が現実的です。
その職場で経験を積んだ上で、いわゆる一般事務などに応募する流れが良いです。
始めての事務職で狙うべきはコールセンターですね
接客業と親和性が高くて、かつ門戸も広いのはコールセンターですね。
そこで、デスクワークの最初の一歩を踏み出すのが現実的です。
人とのやり取りになるので接客業のスキルが活かせます
接客の仕事だと、リアル社会で人と関わりますよね。
接客業では対面だったのが、コールセンターでは電話越しに変わるってだけです。
人と直接やり取りする、という部分では大いに共通項があります。
今までの接客で培ったコミュ力やトーク力は、大きな武器になります。
なのでその点を全面に出すことで採用の可能性も上がります。
そして今までの職務経験と被る部分がある事で、実際の業務にも溶け込みやすいはずです。
公的機関のコールセンターなどは大量募集が多いので採用確率も高くなります
いわゆる一般事務だと、そもそもの募集人数も1人とかです。
なので未経験者の入る余地はほぼほぼないのが現実です。
そうすると、大量募集系のデスクワーク、そして専門知識やExcelなどの知識もほぼ不要でOKな職場に応募していく方が安全で確実です。
今のご時世だと、公的機関のコールセンターなどが、特に大量募集をしています。
なので、まずはそこを攻めていきましょう。
事務系職種の経験を積める
事務系の仕事を今後やっていきたい、という場合には、やっぱりデスクワーク自体の実務経験がほしいところです。
接客業のみの経験よりは、どんなジャンルであれデスクワークの経験を積んでおけば、今後の転職もしやすくなります。
将来的にどんな路線の事務職にいくにせよ、まずは一段ずつ昇っていく方が確実ですしメンタル的にも良いです。
なので、デスクワークの中では採用率も高く、接客業の経験も活かせるコールセンターで実務を積んでおくと、今後が楽になりますよ。
いきなり無理めのところばかり狙って消耗すると、多分相当シンドイはずなので段階を踏んでいきましょう!
接客業での事務仕事があれば、それも全面に出しましょう
接客の仕事においても、電話やネットでの予約受付などの事務仕事を多少なりとも経験しているかもしれません。
であれば、そのあたりについてもどんどんアピールしていくと良いです。
やっぱり、全く事務仕事の経験がないよりは、ほんの少しでも経験がある方が採用側も安心しますよね。
なのでそういった経験があるようでしたら、その部分はしっかりアピールするべきです。
雇用形態について
未経験職種への転職という事もあり、現実的にいきなり正社員としての採用はまず難しいです。
ぶっちゃけ一番通りやすいのは、派遣会社を通しての応募で間違いないですね。
その派遣会社から既に何名か採用されているような現場への応募だったり、名のある派遣会社の場合、その会社の信用や実績を利用できる為なので、採用のハードルはだいぶ下がります。
しかしアルバイトなど直雇用での応募だと、事務未経験のあなたが丸腰で乗り込むようなものなので、先方もどうしても厳しい目でみざるを得ません。
なので難易度が上がってしまうんです。
そして、、、
大体の場合、派遣会社を通した方が時給面でもだいぶ良かったりします。
なので雇用形態としては、まずは派遣というのが最も良いはずです。
自己PRや志望動機を書くポイントを解説します
では次に、自己PRや志望動機を書く際のポイントを解説していきます。
自己PRを書くときのポイント
ここは、今までの仕事でどのような事を身につけてきたか。
あとは今までの人生で身につけたスキルなども、併せてアピールすると良いです。
また、自己PRでは良いことばかりでなく、小さな失敗談的な事も書くと、より信憑性が高まります。
その場合「こんな失敗もありましたが、その経験によってこんな気付きがありました。
そしてこんなスキルが身につきました」的な書き方が良いでしょう。
信憑性が高まると同時に、失敗から学べる「できる人」と見てもらえる書き方です。
志望動機を書くときのポイント
志望動機については、よく言われる事ですが前向きな理由が良いですね。
接客で培ったお客様目線でのコミュニケーションスキルを活かしたい。
対面での接客だけでなく、今までと違った形でのお客様対応を経験することでスキルアップをしたい。
などですかね。
あと、「今後を見据えたときに、リアル店舗での接客業が縮小すると思われるため、あえて今までと違う事務の仕事に挑戦してみたいと思った」などもありです。
自己PRや志望動機|職歴の書き方について
職歴といっても、単に職歴のみの羅列はNGです。
過去に僕自身が事務職に転職する際、転職カウンセラーから教わった書き方をお伝えします。
構成としましては
■要約
■自己PR
■志望動機
■職務経歴
といった項目を埋めていく感じです。
自己PRと志望動機は逆の順番でも良いと思います。
サンプルをPDF化したものを載せておきますので、これをご自身でアレンジ、肉付けしてお使いになってください。
ちなみに職歴書に関しては、市販のものに手書きするよりも、自分でPCで作ったものの方が良いです。
特に事務系職種が初めてとなると、採用担当者からするとPCのスキルなども気になりますので。
ちなみにプリンターが自宅になくても、ネットプリントなどで印刷すれば問題なしです。
事務系の職種は非常に人気が高いのが現実ですが、あなたの経験を活かしつつ段階を踏んでいけば、全然いけます。
そして入った職場で、今までに実務であまりやってこなかったPCのスキルなどもガシガシ身につけていくと、先も開けてきますよ。
早道は専門家・コンサルタント・敷居の低い転職アドバイス会社に相談することもお勧めします。
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