今まではなるべく軽い靴を選んでいたけど、
重い靴と軽い靴、実のところどっちが足に良いのか?
イメージ的には、靴は軽いほど良いように感じたりもしますが、実のところはそうとも言い切れません。
この記事では、重い靴、特に革靴ならではのメリットと、必ずしも「軽い靴=履きやすい」ではない理由を解説していきます。
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重い革靴ならではのメリットを4つあげます
筆者の私物のパラブーツシャンボードですが、片足で430g程あります。
しかし、めちゃ快適だったりもします。
しかし、重い靴のメリットを得るには、ジャストサイズのものを選ぶ必要があります。
重さが振り子効果を生み出すので楽に歩けます
重さによって振り子効果を生み出すので、軽い靴よりも快適に感じる事も多々あります。
軽い靴の場合、自分の力で足を前に蹴り出します。
しかし重い靴の場合、なるべく脱力を意識して歩く事で、振り子効果で自然に足が前に出ていきます。
つまり、余計な力を使わなくても歩くことができるんです。
僕は旅行のときなど、神社参拝などで結構歩いたりしますが、重い革靴の方が、逆にかなり快適です。
長時間、長距離を歩くほど、軽い靴よりも楽に感じられますね。
なので実のところ、重い靴の方が歩くのは楽だったりもします。
負担のかからない正しい歩き方が身につく
身体に負担のかからない、本来あるべき歩き方が身につきます。
というのも、重い靴はソールもしっかりしていることが多く、安定感がとてもあります。
ガシッと、しっかり地面を踏みしめる感覚があるので、足元がぐらつかないんです。
なので無駄な力が入って、本来は身体によくないような歩き方をしてしまうという事も少なくなります。
結果、本来の正しい歩き方が身につくというメリットがあるんです。
作りがしっかりしており、包み込まれる安心感がある
軽量化を意識しないで作られている分、やっぱり作りがしっかりしています。
なのでとにかく、履いていての安心感が違います。
このあたりは、重くてもしっかりした作りならではの感覚です。
しっかりと包み込まれて、足が守られているという感覚がとてもあります。
ソールや革に厚みがあり雨にも強い
重い分、やっぱり革が分厚かったり、ソールにも厚みがあったりで、雨の日も強かったりします。
そして軽い靴よりも耐久性があります。
なので僕も、シャンボードなどは雨靴としてもフル活用しています。
実際、何年か前の大雪の次の日、雪解け水でごっつい水たまりがそこら辺にある中、雨に強いシャンボードで出勤しました。
駅まで徒歩30分ほどかかりましたが、水が染みてくる事はなかったですね。
悪天候にも強く、そして耐久性もあるので、経年変化も楽しめますね。
長く愛着もって履けるので、元値が高くても結果安くつく、といった感じになります。
軽い靴が楽とは言い切れない理由
イメージ的に楽そうな軽い靴も、必ずしも楽とは言い切れません。
その理由をあげていきます。
良くも悪くも足をコントロールしやすい、、、でも
あまり軽い靴の場合、足に対する負荷がほぼないので、自分の力で良くも悪くも足をコントロールできます。
その結果、逆に無駄な力が入り、身体に良くない歩き方になる事もあります。
また、しっかりした素材に足を守られる、ということもないので、足元が結構フラフラした感じになります。
そうすると怪我の元にもなり得ますね。
耐久性に欠ける
軽いという事は、その分不要なものを削っている訳なので、当然耐久性といった部分ではかなり落ちます。
なので、靴の経年変化を楽しむ、などといった事には不向きです。
短いスパンでの買い替えが必要となるので、費用面での負担も結構ばかにならなかったりします。
雨に弱い
やっぱり、軽ければ軽いほど、極限まで薄く作られているため、雨などにあたるとすぐに染みてきます。
なのでちょっと雨にあたると、靴の中が雨水で蒸れて不快な思いをすることも、、
まとめ
イメージとは逆で、軽い靴のほうが無駄な力が入ったりで、歩きやすさはあまりないように感じます。
走るのであれば軽い方が良いですが、歩くには重い方が逆に履きやすいです。
歩いての疲労の軽減や耐久性、悪天候への耐性などから、旅行などにも重い革靴などの方が良い場合も多いです。
特に長期間になるほどその傾向は強くなります。
もし、気になるけど重さがなあ、、という靴があったら、ぜひ思い切って購入してみてください。
きっと、目からウロコ的な履き心地に驚くかと思います。
ただし、サイズ選びだけは慎重になさってくださいね!