
一般的なイメージと違い、実は雨にも強いスエード靴。
オシャレな感じもありますし、これからの季節にもぴったりの雰囲気があります。
しかし、毛が寝てしまいテカってしまったり、履き込むことにより色あせてしまったり、といったこともあります。
そこで今回は、だいぶ色のあせてきたM1400で、実際に補色をしてみました。
その方法・使用グッズ・補色前補色後の比較までご紹介します。
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M1400で実践しました|色あせてしまった場合の補色
うちの初代1400も、結構な頻度、それも雨の日など含めて活躍してもらっているので、さすがに色あせが気になり始めていました。
多少の色あせであれば、スプレー類で対応もできるのですが、ここまでくるとさすがにキツいです。
という事で、思い切って補色に挑戦してみました。
補色にあたっての流れ
・まずは、手始めにヒモを外してブラッシングからです。
表面についたホコリなどを払っていきます。
・その後にソールをメラミンスポンジで磨き・・・
・補色作業に入る、という流れになります。
補色作業はこのようにおこないました
まずはマスキングを・・・
と思い購入してきたマスキングテープ。
これをソールなど、色がつかないでほしい箇所に貼っておきたいのですが、全然くっつきません。
ソールもアレですが、Nマークなどのリフレクター部分はもっとくっつきません。
何とか強引にひっつけても、数分も持ちません。
なので代わりにビニールテープなども使ってみましたが、これも駄目・・・
なのでマスキングに関しては、細かくて難易度の高い箇所の補色をおこなう際だけ、直前に貼ってささっと補色をおこなう、という方法をとりました。
面積の大きいところは、マスキングテープなしでざざっと塗っていく感じです。
ちなみに今回、塗料として使ったのが・・・
スエード・ヌバック専用補色・栄養・防水リキッドFAMACO ファマコ スエードカラーダイムリキッド
先についたスポンジで補色していくので、スプレータイプよりもだいぶラクです。
まずはソール全体に、ツギハギだらけで、しかも剥がれかけのマスキングテープを申し訳程度に貼っていきます。
スプレータイプの補色アイテムでは無いので、それで何とかなります。
そしたら手始めに、足の甲部分など面積の広い箇所を塗っていき・・・
次にソール上の部分。
最後に「N」マークの所にマスキングテープを何とか貼り、剥がれる前にサササッと補色して一旦完了。
片方が終わった状態が、下の写真になります。
ちなみに未補色の方には、よく見るとソールにマスキングテープが貼ってあるのがおわかりでしょうか?
(少し剥がれていますが・・・)
うまく貼りつかないので、この程度の貼り方でしたが、何とかなるものです。
それにしても、見事にグリーンが戻ってきてますね!
1時間程度経ってから、補色が甘かったなーという箇所を再度追加で補色。
これを両足分やって、ひとまず完了です。
補色後に行うこと
補色の作業が完了しましたら、1日程度おきます。
塗料で毛が寝てしまっていたりするので、それをできる範囲で起こしてあげます。
全体をまんべんなくブラッシングですね。
そしたら次に栄養スプレーをかけてあげます。
僕が使っている栄養スプレーは、モゥブレイのもの。
スエード・ヌバック用栄養防水スプレーですね。
M.モゥブレィ スエードカラーフレッシュ 250ml
ちなみにこれ、補色して完全に乾いてからにしてくださいね。
生乾きなどですと、塗った塗料が流れてきます。
吹いた栄養スプレーが乾ききったら、次に防水スプレーをかけて完了ですね。
すべて完了するとこんな感じに。
グリーンが、見事によみがえっていますね!
塗り方がいくらか雑ではありますが(汗)
それでもこのくらいの感じにはなります。
補色前・補色後の比較
では、下の画像で補色前補色後の比較をしてみましょう。
いかがでしょう。
何色だかよくわからない状態から、完全にグリーンに戻っています。
ちゃちゃっとできて、ここまで変わるのであれば、やってみる価値はあると思います。
まとめ
順番としては・・・
ヒモをはずしてブラッシング
ソールを磨いて綺麗にしておく
ソールをとりあえず形だけでもマスキング(10cm程に切ったものを複数用意し、それを端から貼っていくのが良いです)
面積の大きい部分から補色
Nマークなど、細かいところは直前にその部分だけマスキングし、はがれないうちに補色。
乾ききったらブラッシングをし、栄養スプレー
の流れになります。
そして栄養スプレーは、かならず乾ききったあと。
塗料が溶けて流れてこないように要注意です。
最初のブラッシングからソールのマスキングテープ貼りが少々面倒ですが、その後の補色にかかる時間はものの数分ですね。
そこまで手間のかかることでもないので、色あせしたスエード靴をお持ちのあなたは、ぜひやってみると良いですよ。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!