浮世絵のコレクションを始めたのはこの

3年ほど。

真鶴に2つ目の居を構えてた時と同じタイミング。

 

今では、多くの作品を真鶴の家で保管したり、時々、飾ったりして楽しんでます。

コレクション癖のある僕は、今までいろいろなものを集めては、手放すなど繰り返し、

現在は浮世絵にはまってます。

初めてこのサイトに「浮世絵」に関することを書いてますが、

能書きは、取り合えず置いといて、最近、入手した北斎の1作品を紹介したいとおもいます。「葛飾北斎・二川」

浮世絵を含む美術鑑賞を趣味にする人はたくさんいるでしょうが、

コレクターとして美術を楽しむことを趣味にしている方は、そう多くないと思います。

浮世絵について、何に魅了されたのか、特に「コレクター」までになろうと思ったのか、

少し、美術関係に興味のある方にお役に立てる情報を今後、報告してみようと思います。

 

趣味としての浮世絵コレクション

【僕のコレクションの一つ 北斎】コロナ禍の今、実は、アートマーケットの市場は拡大の勢いを増しています。

世界的な金融緩和で株式市場が上昇、お金の行き場を求めてアート市場にも流入しているようです。

「オクリビト」、私もその一人なのか、あまり、そういった画一的なカテゴリーに入れられるのは嫌なのですが、、

だけが買い集めているだけでなく、一般の会社員の方など、年齢層も20代から50代以上の幅広い層の人が興味をもってお金を注ぎ込んでいるようです。

でも、今見られているアート市場の特徴は、現代アートが多く、「生存しないアーティストの作品こそが、アートだ!」といった固定観念はすでに、存在しないようで、なんだか寂しい感じもします。

 

①浮世絵の相場って

美術品というと、「最低でも100万円くらいはないと」といった心理的なバリアがあるでしょうね。

・結論から言いうと、数千円から、
特に浮世絵は、木版画ですので、市中に出回っている作品が多くありますので、版画は実は手ごろな値段で手に入れられるのです。

ということは、真贋を見極める力がなくても気軽に始められる

そういうことです。

ふと気にいって買った作品が、実は復刻版であったなど、そういった場合でも作品としては

自分が気に入っていればいいわけで、高くても 数万円の支出の話で済むのです。

復刻版か否かはすぐわかりますけど、、この辺りはまたどこかでお話しします。

 

だから、あまり、勉強をしなくても、

リスクは少なく、それだけ、自分の気に入った作品を素直に買い求めればよく、

敷居が低い美術品のコレクション活動ができるわけですね。

でも、「新版画」の領域は少し話が違います

新版画、大正時代以降、さらに現代までの版画作品は、話が違います。

正確なデータを持ち合わせていませんが、わたくしのコレクターとしての経験値から

それなりの販売価格の、江戸時代の原版の作品の5-10倍程度、数万円から数十万円といった

水準となります。

なので、、、

とりあえず、「浮世絵版画を楽しもう!」といった感覚で始めるならば、

江戸時代の作品、それも、ある程度名前を知っている作者を選ぶことからスタートするのが

リスクはないでしょう。

 

②浮世絵を勉強するには

美術を鑑賞するうえでいろいろと解説を見ながら調べたりしますよね。

作品を買う際も、どうなんでしょうか?

僕の場合は、まずは先に購入してからいろいろと調べるといった順番でした。

買った作品の背景、歴史、作者の思い、こういったものをインターネットや直接美術館に行って

調べる、どの美術館も資料室などありますし、学芸員の方に気軽に質問をしてみて、

その場でわからなくても、後ほどメールなどで教えてくれるケースが多々あります。

ですので、肩ひじ張らずに、知っている作品を買い求めてみるのをお勧めします。

 

③ では、どこで買えばいいのか

実は、いくらでも買う手段はあります。

ヤフーオークション、メルカリなどもその一つ、

本当に気軽に売買されています。

でも、まず、お勧めしたいのは、古書店に1度は散歩がてら出かけてみるのがいいのではないでしょうか?

というのも、はじめての購入した作品は非常に愛着がつくものです。

男性でいうところの初めての女性? 反対もありかもしれませんが、

に似たようなものです。実際に、いろいろな作品を実際の目で見て、気に入ったものを

直感で購入してみてみたらいかがでしょうか。

・東京近郊では、やはり神保町の古書店
・地方の方でも、古物を扱っているお店にフラット寄ってみてはいかがですか?

僕のよく出入りをした古書店は、「原書房」です。

目録もダウンロードできますので、一度覗いてみたらいかがでしょうか?

オンラインショッピングも可能ですが、既述の通り、これから

本格的にコレクターの仲間入り

されるならば、実際に目でみて、触ってみて選んでください。

東京にいるときで、少し、ストレスがたまったときは、フラット、散歩がてらメトロに乗って、

原書房に行くのが楽しみになっています。

浮世絵の扱い方|どんどん手で触ってください

「えっ?!」 と思われ方も多いかもしれませんが、

浮世絵版画はどんどん手で触って作品を味わってください。

購入するときも、額装されて展示されているケースが多いですが、

購入する際には、額装から出してもらって、手で触ってくださいね。

ただし、手で触るときは、

できるだけ、乾燥した清潔な状態、そして扱う際は、やさしくお願いします!

それだけで、オッケーです。神経質にならないことだけを頭に入れて選んでみてください。

 

西洋美術とは違いますから

そうなんです。作品の鑑賞の方法は、「額装ではない!」と言い切っていいです。

多くの木版画は庶民の娯楽の一つでした。

当時、江戸の庶民が額装で木版画を楽しむ姿は、

当時の庶民の生活習慣を現した作品の中でも見たことがありませんから。。。

 

木版画には当時の庶民の生活風習を模した作品がたくさんあります。。。。ので確認できます。

もし、庶民が額装で浮世絵を鑑賞している作品などがあったら、教えてくれたらうれしいです。

西洋美術作品、リトグラフでさえも手で触ることはタブーとされている点、それは

大きな違いです。

当時の庶民が楽しんだように、楽しんでください。そして、300年以上前にも、この作品が江戸庶民に触られたものなんだといった想いを感じ取る楽しみを味わってください。

葛飾北斎・二川について

今後、浮世絵についてのTIPを交えながら、僕のコレクションを少しずつ紹介していきます。

二川は、愛知県豊橋市にある、江戸時代の宿場町の一つです。例の東海道53次ですね。

これは、誰もが聞いたことのある「歌川広重」の東海道53次の二川の木版画。

ちなみに、僕がコレクションしたのは、葛飾北斎の二川です。

浮世絵鑑賞のだいご味は、何と言っても「顔を近づけて作品を見ることができる」=当時の文化を垣間見ることができる点です。

例えば、この広重の作品では、左側に、よく目を近づけてみると、柏餅のお店で旅人らしき人が買い物をしております。豊臣秀吉がこの二川で柏餅を食したことから二川の柏餅は

人気の食べ物であったようです。

こういった細かい描写を直接見て、手で触って楽しめるのが浮世絵版画の

コレクションならではです。

北斎の二川に話を戻します。

春興五十三駄之内(しゅんきょうごじゅうさんだのうち)の二川、北斎も実は何種類かの53次の作品を残しています。1804年の作品。保有しているのは、原版です。復刻版は見たことがありません。(詳しくは後述)

大きさは大人の掌をひとまわり大きくしたサイズで、おそらくこんなに小さいのと驚くかもしれませんが、小判となります。

また、本来ならば、作品の空間部分に狂歌が書かれていますが、僕のコレクションの作品は、その狂歌がないものです。それを知らずに、買ってしまったのですが、、、、本来は、北斎のこのシリーズは狂歌がうたわれているのですが、、、

 

後に、柳川重信が小判1枚に描きなおし、狂歌を削除して出版された作品とわかりました。

柳川は、葛飾北斎の門人で、江戸後期に師匠の北斎の作品を復刻させたわけです。ということは、この作品は、柳川の原版(北斎の復刻版)ですね。

このほかにも、いろいろと保有することで学ぶ楽しさ、発見する楽しさ、そして、コレクションしている作品が、

どこかの美術館などに所蔵されており、その場面に出くわすなど、コレクションをしたからこそ楽しめる方法と気づくはずです。

一度に大量の情報を1作品から入手できますので、今回はこの作品に関してはここまでとして、次回続きはどこかに譲ろうと思います。

【コレクションとしての浮世絵】まとめ

・敷居が低い
・歴史好き、地理好き、旅好きには趣味の深さを広げてくれる
・コレクションから始めてみよう
・作品を300年前の人と同じく触って楽しめる趣味
・その他

僕の住んでいる東京中央区そばには、北斎の浮世絵美術館がありますので、コロナ明けには訪れてみようと思います。報告はまた、このサイトで。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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