
神社で実際にあったいい話って、どんなものがあるのでしょうか。
参拝させていただいて、神様のお力をお借りして大きな目標を達成した話などは多くありますが、その場で体験したいい話、心温まる話などは、そこまで表に出てきません。
この記事では、僕自身がどうにも行き詰まったときに体験した、神社でのちょっといい話をご紹介させていただきます。
今現在、つらい状況におられる方にも一読いただきたい内容となっております。
神社でのいい話【ネコに救われた体験談】
神社では、神様のお遣い、もしくは神様の化身として動物さんが現れる事があります。
実際に神様のお姿は、少なくとも我々一般人には見えません。
なので動物さんなどのお姿で、もしくはメッセージを託して現れてくださったりする訳です。
人生に行き詰まって絶望しつつの参拝での出来事
それは、以前人生にどうにも行き詰まった感のあった時期の事です。
仕事でも人間関係でも、やることなす事全て裏目といった感じで「自分はなんて運が、、」などと絶望していました。
かなり投げやりになって「こんな最悪な生活、もう続けていきたくないわ」とさえ思っていました。
その時に、藁にもすがる思いで氏神様に参拝に伺ったんですね。
拝殿の前でお参りしていると、、
お参り中に、拝殿の中からドタドタっ、と音がして何かが出てきたんです。
一瞬、神職の方でも出てこられたのかな、と思いましたがどうにも違う、何か動物さんだな、と直感的にわかりました。
僕は当時から参拝中にも目を開けているのですが、その参拝中になんとなく目だけ動かしてみると、その動物さんが斜め後ろで待っています。
「いったい何の動物さんなんだろう?」と気になり、お参りを終えてからそちらの方を見てみると、なんとかわいいネコさんが座って待っているではありませんか!!
僕はお参りを終えたのでネコさんを見つつも階段を降りて戻ろうとしたのですが、ネコさんを驚かせてはいけません。
やや距離をおくように階段を降りようとしたのですが、その時にネコさんも階段を折りはじめました。
階段を降りる僕のペースとほぼ同じペースで降りていきます。
そして、ところどころで立ち止まり、こちらを気にかけてくれています。
まるでネコさんが先導してくれているような感じでした。
先導してくれつつ、そのネコさんは僕が普段お参りさせていただいていない末社の方に歩いていきました。
今にして思えば、神様はそちらの末社へのご挨拶をさせようとお考えだったのでしょう。
しかしその時の僕は、そこまで頭がまわらなかったのと、どうしても時間的に余裕がなかったために、そこでネコさんに「ありがとう」と挨拶をして鳥居に向かいました。
しかしその時に、神様に護っていただけている、そして神様に導いていただけている、という事をしっかり実感しました。
とても辛い時期であっただけに、境内でのこの出来事に、涙がこぼれてきたのを覚えています。
神社では感覚を研ぎ澄ませよう
神社に参拝に行かれる際には、ぜひ感覚を研ぎ澄ませるようにすると良いです。
というのも、僕が経験したようにネコさんや動物さんの姿で励ましてくださることもあれば、風や音などで歓迎してくださる事もあるからです。
神社でのあらゆる事象に、神様からのメッセージが込められているとも言います。
なのでぜひ、感覚を研ぎ澄ませて神社に行かれると何かしらのお導きなどがあるかもしれません。
ちなみに、昔から日本では、良いことがあったら神様に報告し、辛いことがあったら神様にお手を差し伸べていただき、お願い事があったら神様にお願いし、というふうに、神様と親密にお付き合いさせていただいてきています。
なので今の時代においても、事あるごとに神社に参拝させていただき、神様と仲良くさせていただくと良いです。
今回は、当時の出来事への感謝の気持ちをこめつつも、当時の僕のように行き詰まっていたりする方にもお読みいただきたく書いてみました。
「もうダメだ」というとき、ぜひお近くの氏神様に参拝させていただいてみてください。
きっと何らかの形であなたに手を差し伸べてくださるはずです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!